大容量ドライフルーツ製造機の製作
しっかりとした作りなので何かに使えないかと思案。
そして、これまたコロナ対策用に衣類と布団を除菌乾燥するために購入したシャーププラズマクラスター除菌・消臭衣類布団乾燥機。
これと先ほどの段ボールを組み合わせて、ドライフルーツ製造器を作成することとした。
Dyson Pure Hot + Cool Link
コロナ感染予防のための空気清浄・サーキュレーションのために購入したDyson Pure Hot + Cool Link。
Amazonで4万円以上するものをなにげに買ったけど、これがかなりスゴイ機能を持ってます。
はっきりいってオーバースペック。
スマホでネットを通じて機械を操作できます。さらに「部屋の空気がとても汚れている」なんて部屋の環境をモニタリングしてスマホを通じてレポートしてくれます。なんか余計なお世話って感じです。
はっきりいっていらない機能。値段が高かったのはブランドでは無くスペックの影響だったのね。
それよりも左の箱が今回の主役です。
25cmX25cmX70cmのDr.ダイソン社長の写真が載っているきれいな段ボールがそれです。これを使ってドライフルーツ機を作るお話しです。
シャーププラズマクラスター布団衣類除菌乾燥機
布団を乾燥できるのだから食品だって乾燥できるはず。
送風口からは75℃の熱風とプラズマクラスターっていう電荷を帯びた粒子を排出して、除菌や消臭を促すらしい。
でもこれって、もしかしたらドライフルーツ機に応用したら、フルーツの香りが飛んでしまうかも・・・と少し心配。
メーカーのホームページには以下の様なドライフルーツメーカーにはそぐわない試験結果が載っています。
シャープの企業サイトから転載
柵用の材料は全て百均(ダイソー)でそろえる
段ボール内に柵を作るために、ダイソーでワイヤーネット(150円 x 2枚)とワイヤーネット専用フック16個入り(100円 x 4個)、22cm匠焼き網(100円 x 14枚)計2,100円+消費税を購入。
側面に通風用の穴開け
プラズマクラスター布団乾燥機のチューブよりも1mm程度小さな径の穴を側面下部と上部に開けます。
下部の穴にプラズマクラスター布団乾燥機から熱風を注ぎ、上部より排出します。
柵の設置
ワイヤーネットを段ボールに結束バンド(これもmade by DAISO)で留めます。
そこに14段各4つのフックを設置します。
フックに22cmの匠網を渡せば完成です。
写真では、その上にAmazonで購入したテフロンの網をさらに載せています。
フルーツは糖度が高いため、乾燥すると網に固着して非常にやっかいです。テフロンの網を敷いておくとくっつかずに非常に楽です。
温度計/湿度計取り付け
最後にそれっぽく見せるために、これまたダイソーで温度計/湿度計(センサーが裏についている)を購入して、段ボールにちょうど良い穴を開けて設置。
なんか、ものすごくテクノロジー感が漂い、しっかりと温度と湿度を管理しているみたいな雰囲気になって格好が良い!
実際には全く観察したことはありませんが。
製造したドライフルーツです
このプラズマクラスター乾燥機は、本来目的が布団の乾燥。そのためにタイマーが3時間までしかありません。
14段ものフルーツを乾燥させるためには最低15時間程度が必要なので、幾度となくタイマーボタンを押す必要があり、それがちょっと面倒です。
心配した香りも大丈夫
さてさて、ちょっと心配していたプラズマクラスターによる消臭効果。できあがったドライフルーツの香りにさしたる問題も無いようです(比べてないからわからない)。口に入れると芳醇なフルーツの香りを問題なく楽しむことができました。
カビや雑菌もプラズマクラスターの威力で消し飛んでいると思いますので、良しとしましょう。
一度に大きめのリンゴで12〜13個。柿なら30個程度はこの乾燥機は処理することができます。
ものすごい大容量です。でもフルーツは乾燥するとものすごく小さくなってしまいます。
ダイソーの300円の容器に入れ、リビングの飾りにもなっています。