保険でプチ整形: 眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術を受けました。

2019/09/17
眼瞼下垂とは、字の通りまぶたが垂れ下がる病気。
10年ほど前にスギ花粉症で目をこすりすぎて、右目のまぶたの腱を損傷。それ以来、まぶたが落ちてきてちょっと生活に支障が。別の病気で通院時、ふと病院のトイレで見かけたポスターに「眼瞼下垂手術で目がぱっちり」なんていうまるで整形手術のようなキャッチコピーが目にとまりました。内容を読むとまさに私の症状。手術を受けることを一大決心。
お目々ぱっちりのプチ整形が健康保険適応でできちゃった。

手術打ち合わせ

私の眼瞼下垂は右目だけ。そこで手術方法は以下の2通りのあることを医師より説明を受けました。
(かなり詳しく説明を受けましたが、大まかに)

  1. 眉毛の下の皮膚を切開して、眼瞼下垂のある右目の眼瞼を引き上げる。
    (長年つきあった一重まぶたはそのままです。)
  2. 眼瞼の腱を引き上げて、余った皮膚を切開する。
    (二重まぶたになるために両側のまぶたの手術が必要です)

上の文章でおわかりの通り、私は生まれてから今まで一重まぶた。

さてさて、医師がおすすめは、雰囲気の変わらない1の方法。

でも、大きくイメージチェンジをして運気上昇の願いを込めて2を行うことにしました。

手術

手術は局所麻酔。まぶたの手術と簡単に考えていましたが、普通の手術室で行なわれました。

局所麻酔で約1時間強の手術が始まりました。医師と看護師一人の手術です。この局所麻酔というのが嫌なもので、「あっ、今まぶたを切っているな」とかの感覚がもろにわかります

そして、20分くらい(多分)過ぎたころ、チクチクと手術されているところが痛み出しました。

医師にその旨を伝えると麻酔の追加が行われました。
医師:「早すぎるなぁ・・・」「お酒とか沢山飲む?」
私:別にウソをつく理由もありませんので正直に「毎日欠かさずに呑みます」と回答。
医師:「どのくらい」
私:「ワイン一本くらい」
医師:「それが原因だね」

XX歳(秘密です)から長年にわたる習慣のツケがここにきて現れました。

経過

手術後は1時間ほど病院内で経過観察。その後は帰宅と非常に簡単。でも、さすがに運転はできないから奥さん同伴。

かかった費用は3割負担で43,200円。家内曰く「美容整形を受けること考えたら安い」。たしかにね。

いただいた術後の注意書きを見ると次のようなことが書いてありました。

  • 手術後の注意を読むと手術後はアイスノンなどで手術部を冷やすこと
  • お風呂はお湯に浸からないこと
  • 4−5日は禁酒

うーん、一番最後の「4−5日は禁酒」これが苦しいかも。
でも、久しぶりに断酒しました。

経過の写真を以下に示します。

手術前

右目まぶたが明らかに目にかかっています。かなり陰険なまなざし。

手術直後

縫合糸はむき出しで、まぶたが腫れていて怖い。
これ勤め人には辛い手術かもね。

術後10日

まぶたの腫れもほぼ無くなり、二重のぱっちりまぶたに。