普段の散歩道でイノシシの捕獲現場に遭遇

2020/04/21
新型コロナCOVID-19の影響で外出もままならず、できるだけ人との接触の少ない生活を強いられています。そこで、健康維持の目的もかねて、人通りの少ない近くの山道を散策するのを日課にしています。
片道3km強の行程の帰り道、イノシシの捕獲現場に遭遇。
まぁ、これだけ山が深ければイノシシもたくさんいるでしょうね。

近くの県道260号(八木山日生線)は新緑の中、ウグイスなど多くの野鳥のさえずりを耳にしながら散策できるすばらしい場所です。
新型コロナCOVID-19による外出自粛が求められるようになり、この道の散策が朝の日課となっています。
本日、3kmの行程の半ばで、ドブというかヌカミソの腐ったような臭いの立ちこめる場所を通過しました。「昨日の雨の影響?」と思っておりましたが、復路にイノシシの捕獲現場と遭遇。檻に入っていたイノシシの臭いだったのです。

散歩コース(山)

最近の私ブームの散歩コース(山)は、日生湾から山道の県道260号(八木山日生線)【写真の赤線】。歩いて一時間弱かかりますので3〜4kmでしょうか。

適度な起伏があり、往復で2時間弱とウォーキングには最適です。

鳥のさえずり、木々の緑を眺めての散歩は格別です。

本日、散策の途中(★印)地点にさしかかると、ドブのような異臭が漂ってきました。昨日の雨の影響か、不届き者がゴミでも捨てたのか思いながらも往路は何事もなく通過しました。
でも、実はイノシシの臭いだったのです。

山桜がきれい

山桜も散り時です。風に散る山桜の花びらを浴びながら、ウグイスの歌声を聞きながらの散策は最高です。

山頂にあるトンネル

八木山日生線の頂上には昭和33年との銘のトンネル(隧道)があります。昼間は良いけど、暗くなって通るのはちょっと勇気が必要な感じです。

ここを過ぎてしばらく下った先にあるバイパスとの交差点を折り返すのが散歩コースです。

むっ!不審な車

帰路、不審な車を発見。

この頃問題となっている、ゴミの違法投棄と思い近づきました。

うぁ!イノシシだ!

近づくと、思わずのけぞりました。

車の脇には体調1m弱のイノシシ屍体が横たわっています。

散歩の往路に漂っていた異臭は檻に入っていたイノシシからの臭いだったのです。

猟師に以下の様な話し伺いました。

  • 日付をペイントしたイノシシを写真撮影して、耳を削いで役場に持っていくと1頭4千円くれる。
  • このイノシシは2歳で、小さいが一番おいしい時期。売れば1万円くらいになる。
  • 民家が近いから銃は使えないので檻で捕まえる。
    ワナはイノシシが暴れて足をもいで逃亡し凶暴化するのでここらでは使用できない。
  • イノシシにはダニが多く寄生していて、先日も噛まれて跡になっていると傷口を見せてくれた。
    マダニから感染するSFTS(感染重症熱性血小板減少症候群)が心配とのこと。

上のGoogleEarthにありますように、非常に民家から近い場所での捕獲。
散歩中に巨大なヤツと出くわすことが無いように祈ります。